今後の研究の推進方策 |
令和6年度は、日本側の資料の分析に集中していき、冷戦末期における日本側の国際情勢認識とアメリカ・韓国に対する政策の変遷を明らかにする予定である。研究成果を11月の日本国際政治学会と12月の九州大学政治研究会で報告する予定である。 また、現在執筆中である「同盟の変化要因に関する研究―冷戦終焉前後の韓国を中心に―」を早期完成させ、は九州大学『法政研究』に投稿する予定である。また、冷戦末期の日本の事例についても分析を行い、論文かするとともに、最終的には非対称同盟理論を検証する論文の執筆も視野に入れている。 さらに、日本と韓国の外交史料館で更なる資料調査を行うとともに、すでに確保しているアメリカ側のForeign Relations of the United States(FRUS), 1969-1976, Volume XIX, Part 1, Korea, (1969&-1972)やDigital National Security ArchivesのUnited States and the Two Koreas及びJapan and the United Statesに関するデータベース化する作業を行っていく予定である。
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