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2022 年度 実施状況報告書

障害者による芸術活動に対する社会の態度調査

研究課題

研究課題/領域番号 22K13556
研究機関愛知県医療療育総合センター発達障害研究所

研究代表者

清野 智子  愛知県医療療育総合センター発達障害研究所, 障害システム研究部, 客員研究員 (10807762)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
キーワード障害者 / 芸術 / 社会の態度 / 意識調査 / 新聞調査
研究実績の概要

①障害者による芸術活動を取り扱った新聞記事調査
本年度は、読売新聞のデータベース(以後DBと記す)に収録されている障害者による芸術活動について取り扱った記事数の経年推移を調査した。1990年~2023年までの朝夕刊を調査対象とし、これまでに25年分の調査が完了した。
障害者による芸術活動を取り扱った記事数が総記事数に占める割合は、1900年代と2010年代のいずれも後期に急激な増加傾向を示した。しかし、これらの期間に対し「社会の関心が急激に高まった時期」と位置付けることは危険である。読売新聞DBは、それまでの東京都民版に加え、1997年5月~2001年3月までに各地域版の収録を拡大している。従って、1990年代後期の急激な増加の要因については、DBの収録範囲拡大の影響について更なる調査が必要である。
②国民を対象とした意識調査
本年度は、質問項目の作成と改善を図り、調査実施に向けた準備を行った。質問内容は、障害者による芸術活動への関心と、障害者による芸術活動と芸術活動を行う障害者への態度に分類し具体的な質問項目を作成した。今後は、調査委託会社を決定し、調査実施に向け具体的な打ち合わせを行う計画である。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

①障害者による芸術活動を取り扱った新聞記事調査
予定していた抽出者(6名)の継続的な確保が難しく、抽出の進度に影響を及ぼした。
②国民を対象とした意識調査
質問項目作成のための予備調査を繰り返し実施したことにより、本調査の実施に遅延が生じた。

今後の研究の推進方策

①障害者による芸術活動を取り扱った新聞記事調査
引き続き、読売新聞のDBの調査を進め、調査対象年の抽出が終わり次第分析、成果発表を実施する。また、他社(朝日新聞社)を対象とした同調査を開始する。
②国民を対象とした意識調査
調査委託会社を決定し、本調査を実施する。

次年度使用額が生じた理由

障害者による芸術活動を取り扱った新聞記事調査における抽出者(6名)の継続的な確保が難しく、人件費・謝金が使用予定額より下回ったことが原因である。翌年度から2名の抽出者を再雇用し、研究を遂行する計画である。
国民を対象とした意識調査における本調査の実施が次年度以降に延期したことが原因である。調査委託会社を決定し、調査費用を支払う計画である。

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公開日: 2023-12-25  

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