研究課題/領域番号 |
22K13587
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研究機関 | びわこ学院大学短期大学部 |
研究代表者 |
榎本 祐子 びわこ学院大学短期大学部, その他部局等, 講師 (90707621)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 利用者支援事業 / 実践マニュアル / 実践モデル / eラーニング / ニーズアセスメント |
研究実績の概要 |
本研究では、利用者支援専門員によるニーズアセスメントの質向上を目指し、①利用者支援専門員によるニーズアセスメントの実態について量的調査により把握・分析し、②①による実態と課題の把握から、すでに作成していたA4シート形式のニーズアセスメントツールを改良して電子化する。さらにこれを用いて現場での支援の質向上に資するeラーニング形式の利用者支援ニーズアセスメント実践マニュアルを開発する。 2023年度は②①による実態と課題の把握から、すでに作成していたA4シート形式のニーズアセスメントツールを改良して電子化することとしていた。企業に開発協力を得て利用者支援事業のためのニーズアセスメントツール試行版を開発した。 また、2022年度に実施した①利用者支援事業のニーズアセスメントに関する全国実態調査の結果について、2本の論文として公表した。 2024年度は今年度に開発したニーズアセスメントツールの試行及びeラーニングシステムの開発に進む。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2022年度は2023年度実施予定だった全国調査を前倒しで実施した。そのため、電子ニーズアセスメントツールについても順調に開発が進み、2023年度は試行のための電子ニーズアセスメントツールを完成させることができた。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は複数の自治体の協力を得て電子ニーズアセスメントツールの試行に入る。また、同時にeラーニングシステムの開発に取り組む。 2025年度には状況に応じて改良した電子ニーズアセスメントツールの再試行とeラーニングシステムの試行をおこなう。
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次年度使用額が生じた理由 |
eラーニングシステム開発費が来年度に繰り越されたため。
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