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2024 年度 研究成果報告書

人・居住環境間の力学的インタラクションのモデル化による空間の歩行支援性能評価

研究課題

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研究課題/領域番号 22K13614
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分08030:家政学および生活科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

小川 愛実  慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (80844927)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード伝い歩き / 家具高さ / 家具サポート力 / 歩行支援性能
研究成果の概要

壁や家具に頼った伝い歩きなど、居住環境への接触を介して人が受ける動作補助は居住環境による人への自立支援と捉えることができる。本研究では、人と居住環境との間に生じる力の授受をモデル化することで空間による人の歩行支援性能の定量化を試み、既存の空間の歩行支援性能を評価することを目的とした。家具や建具などの居住環境を模擬した平行支持台を使用し、脳卒中片麻痺患者を対象とした伝い歩き動作計測を実施した結果、伝い歩き動作における伝う家具の高さが対象者の歩容と家具への荷重依存に与える影響を明らかにした。さらに、居住空間の歩行支援性能評価アルゴリズムの構築とシステム化を実施した。

自由記述の分野

建築工学・住居学・福祉工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、これまで人々が感覚的或いは経験的に認識してきた居住空間内における歩行しやすさを定量的に評価するシステムを開発した点で学術的意義が高い。また、人の住まい方に関連する空間の新たな評価軸となる点で社会的意義が高い。従来の住宅評価には断熱性能や耐震性能などの指標が用いられてきたが、これらはすべて建物側の性能のみに依存する指標であった。本研究で開発した歩行支援性能評価システムは、住まい手の特性によって空間の利用方法が異なる点に着目しており、住まい手個人にとって適切な住宅設計を実現することに貢献する点で社会的な意義があるといえる。

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公開日: 2026-01-16  

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