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壁や家具に頼った伝い歩きなど、居住環境への接触を介して人が受ける動作補助は居住環境による人への自立支援と捉えることができる。本研究では、人と居住環境との間に生じる力の授受をモデル化することで空間による人の歩行支援性能の定量化を試み、既存の空間の歩行支援性能を評価することを目的とした。家具や建具などの居住環境を模擬した平行支持台を使用し、脳卒中片麻痺患者を対象とした伝い歩き動作計測を実施した結果、伝い歩き動作における伝う家具の高さが対象者の歩容と家具への荷重依存に与える影響を明らかにした。さらに、居住空間の歩行支援性能評価アルゴリズムの構築とシステム化を実施した。
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