研究課題/領域番号 |
22K13652
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
竹内 正興 香川大学, アドミッションセンター, 教授 (20749981)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 不本意入学 / 進路指導 / 進学納得度 / 面接指導 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は,現在の高校3年間の進路指導において,生徒の希望進路(なりたい自己)と配分機能(進路先の確保・なれる自己)のそれぞれについて,どの時期にどの程度重視し,実際にどのように指導しているのかについて,トップ進学校と進学中堅校という高校階層別に明らかにすることである。 研究を進めるにあたっては,最初に,調査票の原案を研究の目的・仮説と照らし合わせながら設計した。次に、設計した調査票の原案が実際の回答者(高校の進路指導の先生)にとって,現実的に回答することが可能かどうかを確認し,加筆・修正した。そのため,実際に,試行調査を依頼する複数の高校(トップ進学校と進学中堅校)を訪問し,研究の全体像を説明した上で調査票を見ていただきながら聞き取り調査行った。また,不本意入学を予防するための進路指導について,進路指導現場における具体的な予防策について伺った。 各高校の進路指導部からの調査票への意見,および,不本意入学予防についての聞き取り調査の結果,調査票の複数の項目について,加筆・修正を行った。特に,それぞれの指導を行う時期の期間の設定については,高校現場の進路指導の流れの状況を踏まえ大幅に修正を行った。その上で,事前に調査について承諾をいただいていた西日本を中心とした約30の高校に試行調査として調査協力を依頼し、調査票の回収、および、表計算ソフトへのデータ入力を完了させ、基礎集計を行う段階にいたっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
進路指導を担当する複数の高校の先生への聞き取り調査→調査票の修正→試行調査の実施→データの回収・入力までの当初の計画を予定通り進めることができているため。
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今後の研究の推進方策 |
試行調査の分析を行い、仮説通りの結果が出ているかどうか検証する。その上で、質問票の見直しが必要かどうかの検討を行い、質問票が固まった段階で本調査を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
試行調査の結果検証から本調査の実施にいたる過程において,一部,今年度に繰り越す分析の検討が発生したため。
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