研究課題/領域番号 |
22K13752
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
周 娟 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (90822841)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 協調学習支援 / データ分析 / リーディング / 学習スタイル / 認知スタイル |
研究実績の概要 |
デジタル教材(e-books)やLMS (Learning Management System)、e-ポートフォリオシステムの利用が急増している。これらのシステムに蓄積された学習ログデータに基づき、教育・学習支援の試みが注目されている中、本研究は、個々人の学習状態に注目した支援システムを目指している。具体的に、学習者のメモ共有、リーティングマップの可視化、他者のリーディングマップの推薦、3つの機能を開発している。 【研究課題1:データ収集・インターフェースデザインの検討】昨年度に引き続き、e-bookを利用する実験を継続し、データ蓄積を行った。インターフェースの実装を行った。 【研究課題2:学習状態の定義・分類】学習者の学習(リーディング)状態の定義・分類を行った。 【研究課題3:機能開発】メモ共有及びリーディングマップの可視化の機能開発を行った。 【研究課題4:教育現場での評価実験】実験準備ためのフィールド調査を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初計画していた研究開発は、予定通りに進めており、関連する研究成果の発表も順調に行えた。
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今後の研究の推進方策 |
開発した機能についての評価実験を行い、教育現場での教育・学習効果を検証する。
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次年度使用額が生じた理由 |
当該年度では、アメリカで開催する国際会議に投稿し、再録通知を受けていたが、開催は、2024年度のため、円安の社会情勢を勘案し、2024年度に海外出張できるように、2023年度の残高を2024年度に使用する予定となった。
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