研究課題
若手研究
本研究では、ビジュアルブロックとHTMLテキストを即時相互変換できるウェブページエディタ、そしてJavaScriptとPythonを即時相互変換できるプログラミングツールを開発した。ウェブページエディタは従来ツールに実装されていなかった画像の自動読み込み機能を持ち、中学生対象の授業で有効性が確認された。プログラミングツールは、文法の差異を意識しながら異なる言語を学習でき、高校生対象の授業で有用性が確認された。
教育工学
本研究の意義は、ウェブページエディタによって直感的にWebページを作成する能力を、プログラミングツールによって異なるプログラミング言語の特徴を理解する力を生徒に提供する点である。プログラミングツールに関しては、生徒がプログラミング言語の仕組みに興味を持ち、将来的に新しいプログラミング言語の設計や開発に挑戦する意欲を刺激する点にも意義が見出される。これらの点は、生徒の全体的な情報リテラシー向上に寄与するものである。