研究課題/領域番号 |
22K14711
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分34020:分析化学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
GANGANBOINA AkhileshBabu 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 若手国際研究センター, ICYSリサーチフェロー (90937252)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | Photoelecrtochemical / Biosensor / Nanomaterial / water oxidation / Encapsulation / Virus / Visible light / Self powered |
研究成果の概要 |
私たちは、E型肝炎ウイルス(HEV)、HEV様粒子(HEV-LP)、およびSARS-CoV-2スパイクタンパク質をターゲットとした超高感度ウイルス検出用の自己発電型光電気化学(PEC)バイオセンサーを開発しました。これらのバイオセンサーは、CdSe-Co3O4@TiO2およびCo3O4-CdSe-CdS-Pt光電気触媒を使用し、可視光励起により光電流応答を生成します。これらのバイオセンサーは、10 fg/mLから10 ng/mLの範囲のウイルス濃度を検出できます。これらのデバイスは、手頃な価格でポータブルなバイオセンシングソリューションの可能性を示す高い感度と特異性を提供します。
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自由記述の分野 |
Nanomaterials and Bio Analytical chemistry
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究は、ウイルス検出技術の大きな進歩を表しています。新しい光電気触媒を開発することで、感度と光電流応答が大幅に向上しました。このデバイスは、10 fg/mLという非常に低い濃度のE型肝炎ウイルスとSARS-CoV-2スパイクタンパク質を検出できます。手頃な価格で持ち運び可能な当社のバイオセンシングデバイスは、現場での迅速なウイルス検出を提供します。これは、特にリソースが限られた環境でのタイムリーな公衆衛生対応に不可欠です。この技術は、感染率を下げ、医療システムへの負担を軽減し、最終的には人命を救うのに役立ち、世界の健康に大きなプラスの影響をもたらします。
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