研究課題/領域番号 |
22K15029
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分42040:実験動物学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
石橋 理基 京都大学, 医生物学研究所, 助教 (20778279)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ゲノム編集 / 遺伝子ターゲッティング / CRISPR-Cas9 / CRISPR-Cas12a |
研究成果の概要 |
本研究では、CRISPR-Cas9およびCRISPR-Cas12aを用いて細胞内で切断可能な高汎用型ドナープラスミドpCriMGET_9-12a(plasmid of synthetic CRISPR coded RNA target sequence-equipped donor plasmid mediated gene targeting via Cas9 and Cas12a)systemを開発し、20系統以上の新規遺伝子改変マウスの樹立に成功した。さらに、マウス生体内においてもpCriMGET_9-12a systemによる遺伝子ターゲッティングが可能である事を明らかにした。
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自由記述の分野 |
分子生物学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により開発されたpCriMGET_9-12a systemにより、CRISPR-Cas9だけではなくCRISPR-Cas12aを用いても効率的な長鎖DNAノックイン個体の樹立が可能となった。plasmid DNAはRIKEN BRCに寄託しオープンソースとすることで、様々な生命科学研究の発展に貢献することが期待される。また、pCriMGET_9-12a systemは生体内における遺伝子ターゲッティングにも利用可能である事が明らかとなり、非ウイルス型の生体内遺伝子ターゲッティング技術としてより安全な遺伝子治療法の開発に貢献することが期待される。
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