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2023 年度 実施状況報告書

嗅上皮に偏在するSiglecF陽性好中球由来細胞は神経再生を助けるか

研究課題

研究課題/領域番号 22K15486
研究機関東京大学

研究代表者

小川 慶  東京大学, 保健・健康推進本部, 助教 (10877020)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
キーワードscRNA-seq / 好中球 / 嗅上皮
研究実績の概要

2023年度は研究進行が遅れた。2022年度に施行したサブタイプごと・バルクの嗅上皮特異的好中球由来細胞のRNAシークエンス結果をもとに、機能・分化過程を類推することを試みたが、バイオインフォマティクス的解析を行っても分かりやすい結果を導出ことができなかった。
原因として、嗅上皮特異的好中球由来細胞が連続的に分化している可能性が考えられる。(連続的に変化している細胞集団を特定のパラメータで無理やり集団に分けても、もともと近い機能や性質を持っている場合、必ずしも遺伝子発現に大きさな差が出ない)
解決策としてマウス嗅上皮のscRNA-seqを行う方針としたが、昨今の世界情勢・金融情勢による各種試薬・物品の価格上昇により、2023年度に施行することができなかった。
資金面の目途がたったため、2024年中に施行予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

「研究実績の概要」に記載の通りである。

今後の研究の推進方策

single-cell RNA=seqを2024年中に施行予定である。

次年度使用額が生じた理由

「研究実績の概要」で述べたように、各種価格上昇によりscRNA-seq実施を見送ったためである。年度ごとに一定額支給される東京大学教員研究費と合わせて何とか実験が可能な状況になったため、2024年度に施行予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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