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2022 年度 実施状況報告書

自己免疫性神経疾患における血管内皮機能障害の解析と治療標的の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K15712
研究機関愛媛大学

研究代表者

岡田 陽子  愛媛大学, 医学部附属病院, 講師(病院教員) (00435025)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワード血管内皮機能 / 多発性硬化症 / 神経筋疾患 / Flow mediated dilation / Breath holding index
研究実績の概要

すでに登録されたこれまでの症例における解析では、多発性硬化症や視神経脊髄炎などの中枢神経の自己免疫性疾患と比較して、認知症や慢性炎症性脱髄性多発神経根炎を中心とする末梢神経炎では内皮機能を示すFMDが低下している傾向を認めた。脳血管反応性を示すBHIは末梢神経炎では正常範囲であり、病態との関連が示唆される。
現状では解析に必要な症例数に達していないため、登録を継続する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

COVID-19感染対策のため、病棟検査室で外来患者様を検査することに制限があり、症例の登録が遅れている

今後の研究の推進方策

COVID-19の取り扱い変更に伴い、状況は改善すると想定されるため、予定通り症例の蓄積を再開し、平行して解析を進める。

次年度使用額が生じた理由

主に症例登録の遅れの影響で、全体的に研究の進行が遅れ、予算と実際の使用金額に差異が生じた。今年度以降は予定通り進行できる見込みである。

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公開日: 2023-12-25  

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