研究課題/領域番号 |
22K15866
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
立川 裕之 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (40712253)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | MRI / pix2pix |
研究実績の概要 |
MRIの拡散強調画像を応用した拡散テンソル画像(DTI)を用いることで多くの脳機能情報・微小解剖情報を評価することが可能である。近年、人 工知能のひとつ である深層学習の画像生成アルゴリズムの1つの敵対的生成ネットワーク(GAN)では、画像データから特徴を学習することで、実 在しないデータの生成や存在す るデータの特徴に沿った画像の変換をすることができる。本研究ではこのGANを用い、短い撮影時間で得られたM RI画像からなどの機能画像を作成するアルゴリ ズムを開発し、本来の機能画像に代替しうるかを検討する。この技術が確立することで検査時間の短縮や子供や認知症患者のような長い検査に耐えられない症例 での動きの少ない画像の獲得などの利点があると考えられる。
2023年度には最新のMRIの動向を調べるためカナダのトロントで行われた国際磁気共鳴学会に参加した。 また、MRIの拡散強調画像から拡散テンソル画像の生成について報告した (Tatekawa. Scientific Reports, 2024)。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
対象症例の撮影は終了しており、DTIを生成するImage-to-image translation modelの作成も終了した。 結果もすでにでており、論文投稿し採択された。
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今後の研究の推進方策 |
MRIの拡散強調画像から拡散テンソル画像の生成について日本医学放射線学会で発表を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
51,799円なので端数と考えられる。 翌年度のプログラミングソフトや統計ソフトなどの年間利用料として使用予定である。
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