研究実績の概要 |
近年、腸内微生物環境が肝疾患と関連することが報告されている。 本研究はNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)、肝硬変患者の腸内細菌叢について、健常者との比較検討を行うことが目的の一つである。それぞれの疾患患者から採便し、便中DNAを抽出する。現在それぞれの疾患患者をリクルート、順次採便を準備している段階である。今後次世代シーケンサー(MiSeq)およびT-RFLP(末端標識制限酵素断片多型分析)での解析を予定している。また真菌についてはITS(Internal Transcribed Spacer)の解析を行う予定である。 また今後in vitro,in vivoでの解析を予定している。in vivoの解析としてNASHモデルマウスを作成しているところである。
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