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2023 年度 実施状況報告書

炎症性腸疾患患者に生じる粘膜治癒後の腹痛機序解析ーHPA axisの包括的評価ー

研究課題

研究課題/領域番号 22K16013
研究機関新潟大学

研究代表者

高橋 一也  新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (90793068)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード炎症性腸疾患 / Quality of life / 脳腸相関
研究実績の概要

2024年3月末の時点で計410名の消化器疾患患者について、GSRS-IBS、Brief
pain inventoryを用いた腹痛や他部位の痛みの調査、精神症状についてHADSを用いての評価、腹痛の有無、便秘・下痢といった消化器症状の有無、SF36を用いたhealth related QOLの調査、といった情報を含むデータベースを作成した。データベースには潰瘍性大腸炎74名、クローン病74名が含まれており、IBD患者については病勢についても調査を行っている。SF36や消化器症状については経時的な変化を記録した。
IBD患者40例で便検体の採取を終え、便検体の解析も終了している。現在腸内細菌の解析結果とデータベース上の臨床症状との関連について解析を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

必要な臨床情報の収集、検体の回収は終了しているため。

今後の研究の推進方策

データベースの作成、便検体の解析は終了済であり、今後データベース上の結果と腸内細菌叢の解析結果との関連を検討する。

次年度使用額が生じた理由

便検体の解析には他の研究費を使用したため、当初の予想より支出が少なくなったため。

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公開日: 2024-12-25  

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