RNA-motionの作成に必要なRNA-seqのデータをとった。具体的には、マウス圧負荷心不全モデルの心筋細胞RNA-seqのデータを、時系列で解析した。2次元上での解析(UMAP)ではあるが、圧負荷開始後、2週後で、1細胞遺伝子発現プロファイルは、大幅に変化し、その後4週後では、圧負荷開始前に近づく結果であった。本圧負荷モデルでは、4週後は、非代償期である。非代償期で、心機能が落ちているにも関わらず、圧負荷2週後より、正常に近いプロファイルであったという結果は、圧負荷4週後の変化が、正常に近い、というよりは、圧負荷2週後の変化が、あまりにも変化が大きいため、相対的に正常に近づいているように見えているのではないか、と考えている。今後更なる解析を進め、UMAPの3次元化を目指すとともに、病態理解も進めていく。
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