研究課題/領域番号 |
22K16206
|
研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
張 萌琳 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (50936317)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 肺癌 / 生殖細胞系列バリアント |
研究実績の概要 |
AYA世代肺癌について、既知のがん易罹患遺伝子25種類を生殖系列病的バリアントとして有する症例の特徴を解析し、非AYA世代肺癌とともにまとめた。その結果、TP53やBRCA1/2遺伝子の変化が多いこと判明した。 また、AYA世代肺癌でこれまでに知られていない機能欠失型バリアントとして,ALKBH2遺伝子の病的バリアントが一般集団と比較して有意に多いことを示した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨年度Wet解析が遅れていたものが完了したものの、Dry解析についてまだ完了していないものが残っている。現在完了間近で、論文化の最中である。
|
今後の研究の推進方策 |
残っているDry解析、具体的にはLOHの解析や構造異常解析を進め、論文化を完了する予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
残っているDry解析のために業務委託を行う必要があるため
|