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2023 年度 研究成果報告書

糖尿病性腎臓病における糸球体病変形成機序解明を目指した細胞連関の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 22K16223
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53040:腎臓内科学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

藤本 大介  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (00896649)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31
キーワード糖尿病性腎臓病 / 糸球体 / シングルセル解析 / 細胞連関
研究成果の概要

本研究計画で、糖尿病腎(DKD)糸球体のシングルセルデータを構築し、DKD病態進展に関与する遺伝子の探索や細胞同士の相互連関の解明、及び新規治療法の開発を目標としていた。まず質の高いデータを得るためのプロトコール確立及びシングルセル解析の遂行を行い、得られたデータベースを基にDKD病態特異的な変動を示す遺伝子候補を見出した。次にそれら3遺伝子の遺伝子改変動物の作製に着手し、現在2種の遺伝子について系統樹立及び繁殖に成功した。腎症フェノタイプなどのデータ蓄積を目指し病態の解析を行うとともに、標的遺伝子に対する阻害薬/活性化薬を用いた薬物学的介入も並行して進め、臨床における治療応用を目指していく。

自由記述の分野

腎臓内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病性腎臓病(DKD)は、末期腎不全に至る原因疾患として最多であり、根本的な治療法にも乏しいのが実情である。本研究はシングルセル解析により糸球体構成細胞種毎の解析が可能となり、病変形成に関与する遺伝子・パスウェイの探索及びそれらを標的としたDKD新規治療法の開発へ向けて大きな足がガリとなることが期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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