研究課題/領域番号 |
22K16496
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
岩佐 陽介 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (30812317)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | BRAF陽性大腸癌 / CD200 |
研究実績の概要 |
2023年度は臨床検体を用いた免疫染色により,CD200とBRAFV600E変異の予後との関連を検討した.2022年度の検討によりBRAFV600E抗体の染色性の検討のため,対象としてBRAFV600E抗体の条件設定を行うためにSSA/Pを染色した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
BRAFV600E抗体の条件設定のためSSA/Pを対象に用いたが,SSA/P症例の染色においても染色性は安定しなかった.また,大腸癌症例においてBRAFV600E陽性大腸癌の陽性例は少数例であり,臨床的なCD200とBRAFV600Eとの関連において統計学的意義は認めなかった.
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今後の研究の推進方策 |
細胞増殖経路であるEGFR,RAS,MEKタンパクとCD200陽性大腸癌との関連を検討していく.
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