研究課題
2023年7月9-14日イタリアで行われたGordon Research Conferenceにて「Mobilization of sphingosine-1-phosphate signaling and endogenous Multilineage-Differentiating Stress-Enduring cells after spinal cord injury in mice.」のタイトルで以下のような内容について報告をしました。The S1P in blood peaked at day 1 and remained elevated compared to pre-injury until day 7. However, endogenous Muse cells peaked at day 1 and then decreased.2024年5月23日-26日に行われる第97回日本整形外科学会学術総会にて「脊髄損傷の自然回復予測のための新たなスコアリングシステム -受傷時AIS、血中アルブミン値、MRIを用いた検討-」のタイトルで以下のような内容について発表予定です。受傷時AIS (0点: A、3点: B、6点: C)、Alb (0点: 3.3mg/dl未満、4点: 3.4 mg/dl以上)、CSFE (0点: 22mm未満、5点: 22mm以上)を重み付けしたスコアリングにおけるROC解析では、AUCが0.83、カットオフ値が7点であり、感度は80%、特異度は84%だった。受傷時AIS、Alb、MRIによるスコアリングにより、AISで1段階以上の自然回復を予測できる事が示唆された。
2: おおむね順調に進展している
学会での報告は複数回できているが、まだ論文を公表できていないため。
これまでに学会で報告してきた内容をまとめて論文を作成していきたい。
論文投稿が遅れ、それについての費用を使用しなかったため次年度使用が生じた。令和6年度は論文作成のための英語校正や投稿料、追加実験に使用していく予定。
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