研究課題/領域番号 |
22K16768
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
中村 孝幸 熊本大学, 病院, 特任助教 (80759887)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | アミロイドーシス |
研究実績の概要 |
アミロイドーシス患者より採取した椎間板組織の解析で、健常者と比較してアミロイドの沈着が多い可能性を見いだした。腰椎手術において固定術の合併症に隣接椎間障害があるが、またアミロイドーシス患者は健常者と比べて固定隣接椎間障害をきたす頻度が高いことがわかった。これらの成果は2023年、日本脊椎脊髄病学会にて発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
定期的にヒトサンプルが入手できる状況であり、実験・研究を行えている。
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今後の研究の推進方策 |
ヒトサンプルの解析を引き続き行うとともに、in vitro実験にてアミロイドが椎間板構成細胞に与える影響を解析していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究・実験に必要な試薬、材料について、当教室で所有していた物品から使用していたため次年度使用額が生じた。次年度は上記試薬の購入などにしようする予定である。
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