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2023 年度 研究成果報告書

皮膚深達性急性創傷に対する新たな局所療法の開発 ―間葉系幹細胞エクソソームの応用

研究課題

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研究課題/領域番号 22K16993
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関北海道大学

研究代表者

佐藤 千草  北海道大学, 医学研究院, 客員研究員 (70893767)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31
キーワード羊膜由来幹細胞 / エクソソーム / マウス / 急性創傷 / 創傷治癒 / 熱傷
研究成果の概要

広範囲熱傷はいまだに致死率が高く、熱傷面積は予後に大きな影響を与える要因である。経時的に熱傷が進行するburn wound conversionという概念があり、ラットやブタなどの動物モデルを用いて基礎研究が行われてきた。本研究では、マウスを用いたburn wound conversionを模した動物モデルに対し、羊膜由来間葉系幹細胞エクソソームを投与することで、熱傷創に与える影響を検証した。羊膜由来間葉系幹細胞エクソソームを潰瘍など創傷に投与することで、創治癒促進効果が報告されていたが、本研究では、burn wound conversionの抑制効果が示唆された。

自由記述の分野

形成外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

Burn wound conversionによる熱傷創の拡大・深達化を抑制することができれば、広範囲熱傷による生存率改善に貢献しうる。また本研究によりburn wound conversionの病態生理のさらなる解明に繋がる可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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