研究実績の概要 |
研究概要は,1簡易型PSG検査装置 (Sleep Profiler,パシフィックメディコ, 申請物品) もしくはウェアラブル筋電計 (株式会社ジーシー) を用いた睡眠検査を 自宅にて2夜実施し,咬筋筋活動データを取得する.2それぞれのデータは,学内のコンピュータよりcloud上へ登録を行う.3構築されたデータ ベースからデータを引き出し,SB疾患構造の解明に取り組む.多変量解析および共分散構造分析を用いる予定である.これらの研究計画から、1)SBデータベー スを構築して相互関連性を加味して疾患構造を解明する.2)SBにおける将来の新たな治療法と診断法の模索をすることである. 被験者は昭和大学歯科病院の来院患者・教職員とし,研究参加の同意が得られた対象者(Eichner A1-B2: 咬合支持域が2箇所以上残存)に対し,アンケート調査(起床時の症状や,睡眠同伴者からの歯軋り音指摘等)・ 問診(服薬・睡眠関連障害)・口腔内診査(骨隆起の有無・歯の咬耗面の光沢の有無・咬耗の程度・ナイトガード使用の有無等)を実施して臨床データを取得する.さらに,簡易型PSG検査装置 (Sleep Profiler,パシフィックメディコ, 申請物品) もしくはウェアラブル筋 電計 (株式会社ジーシー) を用いた睡眠検査を自宅にて2夜実施し,咬筋筋活動データを取得する.筋電図の評価は,最大噛み締め (MVC) の10%MVC 以上のSB イ ベント数 (もしくは自動解析によるSB関連筋活動イベント数) を算出する.それぞれのデータは,学内のコンピュータよりcloud 上へ登録を行う予 定であり,現在被験者の収集を進めている.
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