• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

ex vivo electroporation培養法による歯の運命決定因子の探索

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22K17233
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57070:成長および発育系歯学関連
研究機関九州大学

研究代表者

鮒田 啓太  九州大学, 大学病院, 助教 (80847997)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31
キーワード歯 / 器官培養 / 遺伝子導入技術
研究成果の概要

歯は上皮‐間葉相互作用により形成される器官として知られており、形態形成機構を解析する上で重要なモデルである。形態形成は3次元的な細胞の配置が重要であり、3次元的な形態を有したまま、様々な分子機能を評価するためには、3次元培養モデルと3次元的形態を有したまま遺伝子導入する技術が必要であった。本研究では、歯をモデルとしてelectroporation法を用いた遺伝子導入技術と培養モデルの構築を目的として研究を行った。その結果、上皮‐間葉相互作用により形成される器官の器官全体への遺伝子導入技術を確立した。本手法は、将来の形態形成機構の解明に応用可能であると考えられる。

自由記述の分野

歯科矯正学

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、様々な再生医療技術が進歩しており、いくつかの器官でその成功例が示されている。一方で、歯は上皮‐間葉相互作用と呼ばれる細胞間相互作用により形成される器官として知られており、その形態形成機構の複雑性から再生が困難である器官である。その解明のためには、分子機能の詳細な解析が必須であるが、膨大な数の遺伝子の機能を評価するには、簡便な解析モデルが必要である。本研究の成果により、器官への遺伝子導入が簡便に行えるようになり、さらなる分子機能の解明が期待される。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi