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2022 年度 実施状況報告書

研究対象者の当事者視点に基づく人を対象とする研究の倫理的配慮ガイドラインの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K17332
研究機関東京都立大学

研究代表者

北尾 良太  東京都立大学, 人間健康科学研究科, 客員研究員 (30505095)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード研究倫理 / 現象学的アプローチ / インタビュー / フィールドワーク
研究実績の概要

【着想元となった研究論文の投稿_①2021年12月~2023年2月、②2023年4月~】①Title: A Phenomenological Study of the Subject Experience in Clinical Trials and the Potential for Subject Care through Open Dialogue, 投稿先: journal of International Nursing Research → 審査結果「不掲載」。②Title:上記①と同じ, 投稿先:Journal of Empirical Research on Human Research Ethics → 査読中。
【研究方法論の学会発表_2022年12月4日】第42回日本看護科学学会学術集会 交流集会タイトル:「“つかめた”“ひらけた”と体感した現象学的看護研究のデータ分析の経験を共有する―“ひらけた”を導く方法へ」
【研究計画の研究会発表_2022年12月10日】第147回臨床実践の現象学研究会_発表タイトル:当事者視点に基づく人を対象とする研究の倫理的配慮の経験―現象学的アプローチによるフィールドワーク・インタビュー調査―
【研究方法論の発表_2023年1月7日】第148回臨床実践の現象学研究会_発表タイトル:「”つかめた” ”ひらけた”と体感した現象学的看護研究のデータ分析の経験を共有する―“ひらけた”を導く方法へ」
【東京都立大学人間健康科学研究科研究安全倫理審査委員会に倫理申請_2023年4月】現象学的アプローチによる人を対象とする研究における"倫理的配慮"の経験―対象経験者と研究者による当事者視点に基づくインタビュー調査―→審査中。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

1)調査先の施設選定の際、Covid-19の感染状況をみながら依頼のタイミングを見計らっていた。2023年に入り、5月の5類移行と2)の博士論文の学術誌掲載のタイミングで調査依頼の打診を進めていく。
2)本研究プロジェクトの着想元となっている、博士論文の査読審査が1年以上(2021年12月~2023年2月)かかり、その結果リジェクトを受けた。2023年3月に次の投稿先を決定し、4月に投稿、現在審査中である。この論文を足掛かりに、各機関に調査依頼を打診する予定である。
3)上記1)2)の理由で具体的な調査施設が選定できず、実施計画書の完成が遅れた。
4)所属先大学の客員研究員資格継続手続きの都合で、2022年12月~3月期の倫理審査申請ができず、2023年4月に東京都立大学人間健康科学研究科研究倫理安全審査委員会に倫理申請を提出している。

今後の研究の推進方策

【令和5年度】倫理審査→インタビュー・フィールドワーク調査の実施/データ分析
【令和6年度】インタビュー・フィールドワークデータ分析→フィードバック、学会発表、論文執筆、次の段階の研究計画(本成果を踏まえた実証研究)策定
【遂行のための課題】現在投稿中の論文のアクセプト→調査施設の選定を早める、倫理審査の早期承認。

次年度使用額が生じた理由

現在倫理審査申請中で、計画よりも調査開始が遅れている。調査に必要なパソコン機器等必要物品を未購入のため、購入予定分の金額を翌年に繰り越している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 多機関共同研究における一括審査の課題と展望 ―倫理審査委員会事務局担当者の視点から―2022

    • 著者名/発表者名
      北尾良太、渡辺卓也、小杉眞司
    • 雑誌名

      臨床薬理

      巻: 53 ページ: 177-188

    • DOI

      10.3999/jscpt.53.5_177

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] つながりの実感の経験を理解する2022

    • 著者名/発表者名
      北尾良太
    • 雑誌名

      質的心理学フォーラム

      巻: 14 ページ: 76-79

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] "つかめた""ひらけた"と体感した現象学的看護研究のデータ分析の経験を共有する2022

    • 著者名/発表者名
      村上優子、北尾良太、池口佳子、齋藤貴子、坂井志織、栩川綾子、細野知子
    • 学会等名
      第42回看護科学学会学術集会交流集会

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公開日: 2023-12-25  

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