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2023 年度 実施状況報告書

『皮膚への外力』『活動性』『体動』『低栄養状態』に着目した褥瘡発生部位別原因探求

研究課題

研究課題/領域番号 22K17478
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

遠藤 佳章  国際医療福祉大学, 保健医療学部, 講師 (00882961)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワード褥瘡 / 体圧分布 / 栄養 / 体動 / 活動性
研究実績の概要

本研究は、包括的な観点から見た褥瘡発生部位別要因分析を明らかにすることを目的とする。これまでの褥瘡の発生要因の研究は、活動性、可動性、外力の評価は、具体的な数値化がされにくい、複数の褥瘡に影響しうる要因の具体的な数値化を行い、部位別褥瘡の影響に関して分析を行う新しい調査であり,効率的かつ効果的な治療を展開させていくための一助となる調査内容である.
2022から2023年度にかけて、高齢入院患者133名のギャッジアップ角度を変化させた複数の姿勢で体圧分布測定を行った。体圧測定部位は、全身と各部位(上半身、仙骨、踵)とした。その結果、異なる部位における体圧は、ベッドアップ角度毎に変化することが明らかになった。上記の内容を論文投稿予定である。現在、データをもとに、疾患別や褥瘡のリスク別でも比較検討しようと模索中である。さらに高齢入院患者50名を対象に低栄養指標となる体組成に関してのデータ取得を実施した。こちらに関しては、今後さらにデータを収集していく予定である。活動性に関しては測定器の選定を終え、今後購入をして、測定を開始していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2023年度は、高齢入院患者133名を対象として、ベッドギャッジアップ角度を変化させた複数の姿勢で体圧分布測定を行った。体圧測定部位は、全身と各部位(上半身、仙骨、踵)とした。その結果を、論文投稿する予定である。

今後の研究の推進方策

今後、体組成で『低栄養状態』を評価、3軸加速度活動量計を使用して『活動量・臥位体動』を評価していく。
2024年度は引き続き『低栄養状態』の調査を体組成計を使用して実施予定である。
『活動量・臥位体動』評価の計測機器の選定が終了しているので、購入を進め、測定を2024年度に測定していく。

次年度使用額が生じた理由

『体動』『活動性』を測定する機器の購入を行うため

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Trunk Muscle Thickness During Supine and Crawling Exercises2023

    • 著者名/発表者名
      Fumiya Ando, Tsubasa Terashima, Hiroto Takahashi, Honoka Kurita, Ayaka Takayama, Yoshiaki Endo
    • 雑誌名

      International Journal of Exercise Science

      巻: 16 ページ: 1103~1112

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公開日: 2024-12-25  

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