研究課題/領域番号 |
22K17517
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研究機関 | 東都大学 |
研究代表者 |
小川 将太 東都大学, 沼津ヒューマンケア学部, 講師 (00866676)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | COVID-19 / 身体活動 / 中高年男性 / 特定健康診査 / 中山間地域 |
研究実績の概要 |
本研究は既存の資料である国民健康保険の特定健康診査データを分析する研究であり、地域の男性(40歳以上74歳以下) を対象に、COVID-19流行前である2019年およびCOVID -19流行中の2021年データを用いた。COVID-19流行前にメタボリックシンドローム該当だった者がCOVID-19流行中にメタボリックシンドロームに非該当となる改善要因をCOVID-19流行前の2019年の特定健康診査項目とCOVID-19流行中の2021年の特定健康診査項目を用いて特定する研究である。 昨年度に実施した分析結果では、COVID-19感染流行前にメタボリックシンドロームに該当だった対象者が、COVID-19感染流行中に①メタボリックシンドロームから改善、②メタボリックシンドロームに該当のままの2群に群分けをし、ロジスティック回帰分析を用いると、メタボリックシンドロームの改善する因子が身体活動であることが示された。データ分析の考察を進め、論文執筆を行い、英文雑誌の投稿の準備を行った。今後は、COVID-19感染流行前からCOVID-19感染流行中にかけてどのような身体活動取り入れたことによって、メタボリックシンドロームの改善につながったかを明らかにする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2023年度は、研究代表者が所属機関を異動したことにより、通常業務ならびに研究環境に大きな変化があったため、研究環境の整備を行うことになり、遅れが生じた。
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19感染流行前からCOVID-19感染流行中にかけてどのような身体活動取り入れたことによって、メタボリックシンドロームの改善につながったかを明らかにする。
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次年度使用額が生じた理由 |
2023年度は、研究代表者が所属機関を異動したことにより、通常業務ならびに研究環境に大きな変化があったため、研究環境の整備を行うことになり、次年度使用額が生じた。 データ分析を進め、積極的な国際学会への発表ならびに英語論文の投稿と出版を英文校正で対応する計画である。
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