研究課題/領域番号 |
22K17534
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
安藤 嘉子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい研究員 (20346240)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | ストーマ / 在宅看護 / 意思決定 / 排泄管理 / 皮膚・排泄ケア認定看護師 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、現在入院中に実施しているストーマ保有者の排泄管理の習得指導および生活指導を退院後の地域在宅へ移行すること、その計画をShared Stoma Care Planning(SSCP)と称して①ストーマ保有者と家族、②在宅看護師や介護職、③ストーマケアの専門家である皮膚・排泄ケア認定看護師(以下WOCN)で共有、評価する支援モデルを構築することである。 ストーマ排泄管理技術の3項目をさらに行程や内容に区分して技術習得の内容、評価項目を精選するために、ストーマケアの専門家のインタビュー調査を実施した。今後は在宅看護の専門家へのインタビューを実施し、評価項目を精選し、臨床場面で評価を行う。それぞれにいつ、どのように習得するのか、また習得し難い要因や他者支援など代替手段は何かを明確にする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ禍による面会制限などによる家族支援の情報収集に難渋した。しかし、それらも想定して計画は進行できた。
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今後の研究の推進方策 |
専門家および在宅看護へのインタビューによる評価項目の精選ののち、ストーマ造設後の対象者の支援内容をレトロスペクティブに検証する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍によりインタビュー回数や情報収集のための交通費および人件費が生じなかったことが次年度へ繰り越すことになった。 また、予定していた英文投稿が遅れており、次年度に繰り越すこととなった。 次年度は会議の運営、移動の交通費、解析に使用するコンピューターやタブレット購入、解析ソフトを使用する。
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