現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
令和4年度は、自治体との定期的な会議に参加し、打ち合わせを綿密に行った。また、認知機能調査に向けて、SMIやSCDの問診、MCI判定のための客観的認知機能検査を実施するスタッフを養成するスタッフ募集から検査内容に関する研修会を実施した。脳波(EEG)測定課題の作成のため心理実験を作成することのできるソフトウェアPsychoPy(Peirce JW, et al., 2019)を用いてEEG測定課題を作成した。 高齢者機能健診を実施して、主観的および客観的認知機能の検査を実施し、作成したEEG測定課題にて所属機関が保有する脳波計(Quick-20, CGX, San Diego, USA)を用いて事象関連電位(ERP)の測定を開始した。高齢者機能健診に参加した地域在住高齢者から脳波測定の同意が得られた約900名を対象に実施が終了した。
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