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2022 年度 実施状況報告書

脳卒中者における座位行動・身体活動の「置き換え」効果を用いた歩行自立の推定

研究課題

研究課題/領域番号 22K17665
研究機関甲南女子大学

研究代表者

金居 督之  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (60880771)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31
キーワード脳卒中 / 身体活動量 / 座位行動 / 歩行
研究実績の概要

脳卒中者は1日を通して「座りすぎ」の傾向にあるが、特に歩行非自立者はこの傾向が顕著となる。そのため、1日を通した包括的な身体活動量のマネジメントが不可欠となる。しかし、歩行非自立者に対する身体活動促進の方策は確立していない。本研究では、歩行非自立の回復期脳卒中者における身体活動促進の方策の基盤となる知見を得るために、次のことを明らかにしていく。
① 歩行自立を予測する座位行動・身体活動量のカットオフ値を算出する。
② 座位行動を身体活動に置き換えた際に、歩行自立に与える影響について推定する。
2022年度は多施設共同研究実施に向けて、研究協力施設において倫理申請やデータベース構築を整備した。その後、各研究協力施設において順調に対象者のリクルートが進んでいる。2022年度末において、目標症例数の40%に到達している。
現在は集積されたデータから予備的な仮説を検証し学会発表に向けた準備をしており、今後論文投稿を予定している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

各研究協力施設での倫理審査を終え、上記のように対象者のリクルートが進んでいるため。

今後の研究の推進方策

2023年度の後半で目標症例数に到達し、統計解析が実施できるものと予想される。
また、本解析以外においても仮説生成の副次的解析を行い、暫定的なデータを用いて成果発信に繋げる。

次年度使用額が生じた理由

消耗品の劣化が遅く、当初予想した台数を購入する必要がなかった。
代わりに2023年度の国内外の学会参加、論文投稿費に充てることにする。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Effects of a multidisciplinary intervention to promote physical activity in patients with stroke undergoing rehabilitation: study protocol for the ActivePAS pilot randomised controlled trial2022

    • 著者名/発表者名
      Kanai Masashi、Nozoe Masafumi、Ohtsubo Takuro、Ueno Katsuhiro、Nakayama Mai、Yamashita Masashi、Kamiya Kentaro
    • 雑誌名

      BMJ Open Sport and Exercise Medicine

      巻: 8 ページ: e001401~e001401

    • DOI

      10.1136/bmjsem-2022-001401

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2023-12-25  

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