研究課題/領域番号 |
22K17772
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
鈴木 浩史 新潟大学, 研究統括機構, 特任助教 (60791382)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 酒粕 / 機能性食品 / 非アルコール性脂肪性肝炎 / 糖尿病 |
研究実績の概要 |
乳酸醗酵酒粕を用いて、非アルコール性脂肪性肝炎モデルマウスに投与したところ、対照群と比較して有意な血糖上昇抑制ならびに非アルコール性脂肪性肝炎の進行抑制効果が確認できた。血液検査、肝臓のウエスタンブロットによる蛋白分析や組織学的評価も完了しており、乳酸醗酵酒粕による非アルコール性脂肪性肝炎の進行抑制効果の作用機序の解明までつなげることができた。本研究成果については論文執筆まで完了し、ただいま投稿中であり、2024年度内には学術誌に掲載される予定である。 一方で、当初の研究計画に盛り込んでいた乳酸醗酵酒粕の非アルコール性脂肪性肝炎の進行抑制効果を持つ有効成分の解析には進めることができず、それは今後の課題である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2023年度内の論文掲載完了を予定していたが、研究の進行および論文執筆が遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間を2024年度まで延長したが、論文執筆は完了しており、2024年度内には学術誌に掲載される予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
論文作成及び投稿作業が遅れたため、研究期間を一年延長した。
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