研究課題/領域番号 |
22K18286
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分19:流体工学、熱工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
村上 陽一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (80526442)
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研究分担者 |
庄子 良晃 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (40525573)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2027-03-31
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研究の概要 |
本研究は,3次元構造を有する共有結合性有機骨格(3D-COF)の全固体電池への応用を目的としている. 3D-COFの幾何学形状等が各特性へ与える影響の究明と最適化,3D-COFを用いた固体電解質の形成とその導電度計測,電池としての充放電特性計測,NMRによる固体電解質内のLiイオン拡散係数の計測等を実施し,3D-COFによる高性能な全固体電池の創製に挑む研究内容となっている.
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学術的意義、期待される成果 |
本研究は,応募者らが合成に成功した新種の3D-COF単結晶を固体電解質に用いることを基盤としており,その独自性・新規性は極めて高い.研究の目的,方法とも明快であり,特にスマート社会で大きな効果を発揮する全固体電池への適用に着想した点は高い発展性を有し,また,本研究で得られる知見を新たな学理構築へと展開することも検討されている点,挑戦的研究としての意義も十分に評価できる.
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