研究課題/領域番号 |
22K18296
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分22:土木工学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
岡部 聡 北海道大学, 工学研究院, 教授 (10253816)
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研究分担者 |
山村 寛 中央大学, 理工学部, 教授 (40515334)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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研究の概要 |
エネルギー危機と水不足の解決策として、下水中の有機物のエネルギーを微生物燃料電池により取り出して膜分離活性汚泥法に利用し、エネルギー消費の削減を図るとともに、膜分離活性汚泥法の課題である目詰まり(ファウリング)の抑制も狙う、従来とは思考の異なるエネルギー自給式ハイブリッド電気化学的膜分離バイオリアクター(He-MBR)を開発する。
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学術的意義、期待される成果 |
膜への印可や微生物の代謝の変化から膜ファウリングを抑制する技術を、環境バイオテクノロジー、電気化学、材料科学および膜分離工学の融合によって開発する点は、学術的新規性が高く未踏分野を切り開く研究である。成果が得られれば、脱炭素社会における水処理に実装されて、社会に対する大きなインパクトを有するシステムになり得る。
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