• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 審査結果の所見

人工DNAトレーサーによる流域の水・土砂動態の可視化

研究課題

研究課題/領域番号 22K18298
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金
審査区分 中区分22:土木工学およびその関連分野
研究機関山口大学

研究代表者

赤松 良久  山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (30448584)

研究分担者 中尾 遼平  山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授(特命) (10814618)
愛知 正温  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (40645917)
研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2025-03-31
研究の概要

流域治水や自然再生等の流域管理に,地下水の動態や河川内の土砂動態の把握は不可欠である.大局的な物質動態は,自然界に存在する栄養塩や同位体をトレーサーとして用いることで解明できる.しかしながら,この方法は顕著な濃度変化を必要とするため,局所的な物質動態の把握には不向きである.本研究では,自然界に存在しないトレーサーを作成し,局所的な物質動態を把握する手法を開発する.

学術的意義、期待される成果

近年,水中の微量なDNAをPCRで高感度に検出する環境DNA分析により,魚類の密度や動態の把握が可能となっている.DNAは水中で分解されて劣化すると考えられているが,塩基配列の一部は長期間にわたって残存する.このことを踏まえ,自然界に存在しない,安全無害なDNAを作成し,トレーサーとして用いることで,これまで困難であった,局所的な物質の動態を解明する.流域管理に大いに資することが,期待される.

URL: 

公開日: 2022-09-02  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi