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2022 年度 審査結果の所見

極低温高磁場下in-situ顕微分光装置の構築と電界誘起超伝導のラマン分光測定

研究課題

研究課題/領域番号 22K18317
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金
審査区分 中区分28:ナノマイクロ科学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

張 奕勁  東京大学, 生産技術研究所, 助教 (00866395)

研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2025-03-31
研究の概要

遷移金属ダイカルコゲナイド層状化合物である二硫化モリブデンの電界誘起超伝導などにおいて、超伝導の基礎物性を理解するためには超伝導ギャップの異方性を計測することが不可欠だが、角度分解光電子分光(ARPES)が使用できないことが問題であった。本研究では、新たに極低温高磁場下において偏光分解極低波数ラマン分光が可能となる装置を構築し、埋もれた電子状態の解明を実現する。

学術的意義、期待される成果

極低温高磁場下において電気伝導測定と顕微ラマン分光をin-situ計測することにより、特異な超伝導状態を有する2次元物質の評価が可能となる。特に、表面に露出していない電子系での超伝導ギャップの異方性など、これまで明らかになっていなかった情報に関して、再現性の高い計測が期待できる。

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公開日: 2022-09-02  

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