研究課題/領域番号 |
22K18336
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分36:無機材料化学、エネルギー関連化学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
古川 森也 北海道大学, 触媒科学研究所, 准教授 (10634983)
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研究分担者 |
野崎 智洋 東京工業大学, 工学院, 教授 (90283283)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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研究の概要 |
CO2など化学的に安定な物質を変換するには高い反応温度が必要である。本研究ではプラズマを利用した低温駆動型の触媒技術の創生と革新的分子変化技術の開拓及び学理の構築を目指す。「プラズマ」と「触媒」を融合させたプラズマ触媒を用いることで平衡制約から脱却した低温型触媒反応系の創生が期待される。研究対象として、工学的に重要かつ高い吸熱反応であるCO2還元およびプロパンの脱水素反応に着目して目的達成を目指す。
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学術的意義、期待される成果 |
従来の研究は、プラズマ単独で行われていた化学反応に着目したものが多いが、本研究では、合金触媒を導入することで新規かつ高度な分子変換プロセスを目指している。新たな物質合成手法として高い意義を有している。本研究が進展すれば、新たな物質合成手法の開発が行えるだけでなく、非平衡系の反応という新たな学理が開拓可能である。これにより、化学反応の方法論を大きく転換するなどの成果が見込まれる。
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