研究課題/領域番号 |
22K18345
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分38:農芸化学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
大石 勝隆 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (50338688)
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研究分担者 |
木村 公一 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (50596236)
山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70272440)
藤倉 祐里 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究員 (50849974)
栃内 亮太 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (90833997)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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研究の概要 |
応募者はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)モデルラットを用いて、中鎖トリグリセリドを使ったケトジェニックダイエットが筋力の低下を顕著に抑制することを明らかにしている。このメカニズムを解明し、死因の大半を占める心機能障害への有効性の検討およびDMD患者由来iPS細胞を用いた有効性の評価を行い、DMDの栄養療法開発を目指す研究である。
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学術的意義、期待される成果 |
DMDの治療法として、現時点で模索されている遺伝子治療は限定的であり、実施されているステロイド療法も部分的な有効性しか持たない。その中で、治療法としてこれまで用いられていない「栄養療法」によって症状の進行を抑制することを目指している点で新規性・独創性が認められる。ヒトの臨床試験につなげることができれば、社会的貢献は大きい。
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