研究課題/領域番号 |
22K18414
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
小野 悠介 熊本大学, 発生医学研究所, 准教授 (60601119)
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研究分担者 |
堀居 直希 熊本大学, 発生医学研究所, 特別研究員(SPD・PD・RPD) (00937683)
藤巻 慎 熊本大学, 発生医学研究所, 助教 (10795678)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2026-03-31
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研究の概要 |
応募者は損傷した筋線維からの漏出成分(DMDFと命名)が骨格筋幹細胞を直接活性化させ、骨格筋再生を加速することを発見した。しかし、DMDFによる幹細胞活性化の分子メカニズムや、筋再生以外の潜在的な全身性の生理機構については未解明である。本研究はこれらの課題を解決して、筋損傷が誘導する生体適応機構として新たな概念の確立に挑むものである。
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学術的意義、期待される成果 |
骨格筋幹細胞が筋損傷を回復させる際の挙動や機序の研究は、この20年で大きく進展してきたが、未だ詳細が明らかでない。本研究により、DMDFの性状とこれによる骨格筋幹細胞の活性化と筋再生、さらには肝臓や脳など全身性の効果が明らかになり、将来、学術的観点から幅広いインパクトを与え、未来の健康科学や予防医学の発展に大きく貢献できると考える。
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