研究課題/領域番号 |
22K18430
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分64:環境保全対策およびその関連分野
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
新妻 靖章 名城大学, 農学部, 教授 (00387763)
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研究分担者 |
湊 健一郎 名城大学, 農学部, 教授 (10341728)
細田 晃文 名城大学, 農学部, 准教授 (50434618)
大浦 健 名城大学, 農学部, 教授 (60315851)
伊藤 元裕 東洋大学, 生命科学部, 准教授 (80612332)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2026-03-31
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研究の概要 |
本研究は,(1)海鳥によるマイクロプラスチックの摂取を免疫抗体反応で評価する手法を開発し,(2)一斉分析が可能な熱分解GC/MS分析による海鳥体内の抗原となる可能性のあるプラスチックの測定を行い,(3)マイクロプラスチックと関連した海鳥体内での遺伝子発現をRNA-seqを用いて解析し,(4)これらの結果の地域差を明らかにするとともに関連性を検討する.
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学術的意義、期待される成果 |
海鳥の生態リスクには漁業による混獲や洋上風力発電,水銀などの汚染物質,営巣地の環境劣化,餌資源の減少,などによるものがあるが,本研究はマイクロプラスチックの影響について解明を目指している.暴露の履歴を抗体によって明らかにするのは有意義なアプローチであり,抗原となるプラスチックの検出や,関連する生体反応の検出も試みられている.他の野生動物等への応用が期待される.
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