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2022 年度 審査結果の所見

生態系保全の変革を目指した水圏動物の行動・生態の遠隔観測システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K18432
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金
審査区分 中区分64:環境保全対策およびその関連分野
研究機関国立極地研究所

研究代表者

高橋 晃周  国立極地研究所, 先端研究推進系, 教授 (40413918)

研究分担者 渡辺 佑基  総合研究大学院大学, 統合進化科学研究センター, 教授 (60531043)
國分 亙彦  国立極地研究所, 先端研究推進系, 助教 (90580324)
研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2026-03-31
研究の概要

本研究は、バイオロギングの技術を高度化することで、水圏動物の行動・生態データをリアルタイムで取得し、海洋保護区等の適切な設置に資する知見を得ることを目的とする。得られる成果により、海洋保護区の設置の議論を、量(面積)から質(有効性)へ、静的な設定(区域を固定)から動的な設定(区域を季節などにより変更)へと変革させることを目指すものである。

学術的意義、期待される成果

これまでの保護区は長期間固定されたものであり、動物の季節移動や行動、海況の変動などを考慮した「動的な保護区」を提案する試みは、人間と動物生態系の共生を進めるうえで有意義である。バイオロギングの新たな技法開発により水圏動物の詳細な行動・生態データを取得し、これを実現しようとしている点が評価できる。

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公開日: 2022-09-02  

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