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2022 年度 審査結果の所見

量子パルスが拓く量子生命科学の新基軸:選択可視化MRIの生体マウスへの展開

研究課題

研究課題/領域番号 22K18439
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金
審査区分 中区分90:人間医工学およびその関連分野
研究機関新潟大学

研究代表者

佐々木 進  新潟大学, 自然科学系, 准教授 (80323955)

研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2025-03-31
研究の概要

応募者は,NMR測定時に連続的な量子パルスを照射することによって信号強度の寿命が伸び,信号強度が大きく振動する現象を見出した。この原理を応用した新しいMRI装置を開発する。信号の振動現象は,媒質のミクロな物性に依存することも見出した。これを生体に展開することにより,ミクロな物性の3次元マッピングが可能となり,従来のMRIでは得られなかった生体情報を取得する新しい生体計測の手法となる。

学術的意義、期待される成果

応募者が独自に開発した量子パルスによる振動信号の検出を基本原理としている点に独創性があり,それを画像化・MRI装置の設計にまで,繋げるところに大きな意義がある。特に,MRIを基盤とした新しい生体計測手法の開発は,従来のMRIでは得られなかった生体情報の取得が可能な,新しい生体計測・診断技術ととなる可能性があり,社会的な波及効果は極めて高いと思われる。

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公開日: 2022-09-02  

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