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2024 年度 実績報告書

英文読解指導において教育コストをかけるべき知識・技能の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K18579
研究機関日本国際学園大学

研究代表者

卯城 祐司  日本国際学園大学, 経営情報学部, 教授 (60271722)

研究分担者 濱田 彰  神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (50779626)
星野 由子  千葉大学, 教育学部, 准教授 (80548735)
清水 遥  東北学院大学, 文学部, 准教授 (20646905)
高木 修一  福島大学, 人間発達文化学類, 准教授 (20707773)
研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2025-03-31
キーワード英語教育 / リーディング / メタ分析 / 教育コスト / 教育効果 / エビデンス / 系統的レビュー
研究実績の概要

本研究は第二言語読解(L2読解)と相関する要因についてメタ分析を行ったJeon and Yamashita(2022)の再現性を検証しつつ, L2読解におけるSimple View of Reading モデルの妥当性を検証した。2022年の研究は, 語彙・文法・リスニング力が最も強い予測因であることを示し, L2リーディングでもSimple View of Readingの考え方が成り立つことを明らかにしている。一方で, 既存のメタ分析は2変数の相関しか検証しておらず, 複数の構成要素間の交互作用や潜在構造を明らかにするには限界があった。そこで本研究では, 2022年の研究で用いられた88件の一次研究の再コーディングによるメタ分析の再現性の検証を行い, その上で, L2読解とその構成要素(語彙・文法・リスニング・音韻・形態論的知識など)の関係性を明らかにするため,メタ分析的構造方程式モデリング(Meta-Analytic Structural Equation Modeling: MASEM)を用いた分析を行った。まず, 二次的メタ分析の結果, L2の文字を符号化する能力, 正書法の知識, 形態論的知識, 文法知識, リスニング力, ワーキングメモリ, メタ認知に関する相関係数は2022年の研究と有意差なく再現された。しかし, L2語彙知識, 音韻意識, 母語(L1)での読解能力に関しては, 相関係数が統計的に有意に小さく, 完全な再現は達成されなかった。MASEMによる構造方程式モデリングの結果では,「メタ言語的スキルが文字の符号化能力と言語理解スキルに間接的に影響するが, リーディング力には直接影響しない」というモデルが最も妥当であった。このことから, 語彙・文法・リスニングからなる言語理解スキルが,文字の符号化能力よりも読解力に強く寄与することが確認された。また,メタ言語的スキルは間接的に読解力に貢献することが明らかとなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Robust evidence for the simple view of second language reading: Secondary meta-analysis of Jeon and Yamashita (2022)2024

    • 著者名/発表者名
      Hamada Akira、Shimizu Haruka、Hoshino Yuko、Takaki Shuichi、Ushiro Yuji
    • 雑誌名

      Studies in Second Language Acquisition

      巻: 46 ページ: 1355~1372

    • DOI

      10.1017/S0272263124000226

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2025-12-26  

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