300℃での相転移を経てヒドリド超イオン導電性が発現するBa1.75LiH2.7O0.9(BLHO)に元素置換を施すことで、超イオン導電相の低温安定化と、電極/電解質界面の安定化が可能になった。また、BLHO系のヒドリドイオン導電体の焼結プロセスを検討した結果、相対密度を98%まで高めることに成功した、これにより、300 ~ 350℃での固体電解質応用が可能になった。 BLHO系のヒドリドイオン導電体を固体電解質に用いたデバイスを作製し、電気化学反応によって350℃ 1気圧での理論転換効を上回る速度で窒素をアンモニアに転換できることを見いだした。
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