• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

光可逆相変態ポリマーを用いたハンズフリー折り紙によるアクティブ生物模倣界面の創製

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22K18938
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分28:ナノマイクロ科学およびその関連分野
研究機関横浜国立大学

研究代表者

丸尾 昭二  横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (00314047)

研究分担者 向井 理  横浜国立大学, 大学院工学研究院, 特任教員(助教) (10549851)
研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2024-03-31
キーワード相変態ポリマー / 光パターニング / セルフアセンブリー / 生体模倣
研究成果の概要

本研究では、光・熱可逆相変態ポリマーを用いて、3D物体の展開図を形成し、局所加熱によって3D物体を組立・変形が可能な「ハンズフリー折り紙」を研究した。合成した材料を用いてレーザー光で所望の2D・3Dシートを形成できることを実証し、赤外レーザーで局所的に加熱して液化できることも確認した。さらに、2Dシートの折りたたみ実験を行い、単純形状のシートの変形を実証した。

自由記述の分野

ナノマイクロ科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、マイクロ3Dプリント技術を用いて生物を模倣した機能界面の研究開発が進められているが、レーザー直接描画であるため、生産性が低く、3D微細構造を大面積に形成することが困難であるという課題がある。本研究では、3D構造体を効率的に大面積に形成する手法として、可逆相変態ポリマーを用いて3D物体の展開図を形成し、光照射によって3D物体を遠隔組立できる「ハンズフリー折り紙」技術を提案・探究した。本技術は、形成した3D構造を光によって変形することも可能であり、動的に特性が変化するアクティブ機能界面への応用も可能である。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi