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2023 年度 研究成果報告書

新たな牛伝染性リンパ腫発症分子機序解明を基盤とする早期診断法の創出

研究課題

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研究課題/領域番号 22K19232
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野
研究機関北海道大学

研究代表者

今内 覚  北海道大学, 獣医学研究院, 教授 (40396304)

研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2024-03-31
キーワード牛伝染性リンパ腫 / 牛伝染性リンパ腫ウイルス / 地方病性牛伝染性リンパ腫 / レトロウイルス / プロウイルス / 挿入部位 / クローナリティ / 早期診断
研究成果の概要

急増している牛伝染性リンパ腫(EBL)の発症を予測する診断法は存在しない。本研究では、牛伝染性リンパ腫の発症予測法の新規構築のために感染細胞のクローナリティ値(Cv)を評価するプロウイルス挿入部位の網羅的増幅法(RAISING)を開発した。EBL発症牛は、未発症キャリアと比べてCvが有意に高く、CvはEBLの高精度な診断マーカーになることが確認された。本研究により、RAISING法によるクローナリティ解析はEBLの診断法並びに発症予測法として有用であると示された。

自由記述の分野

獣医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

RAISING法によるBLVクローナリティ解析を臨床症例に応用し、牛伝染性リンパ腫の鑑別診断法ならびに発症予測法としての有用性が示された。本研究により、クローナリティ解析はEBLの診断法並びに発症予測法として有用であると示された。今後は、大規模な野外調査により本技術の有用性を臨床現場で実証し、EBLによる畜産被害の軽減や生産性の向上に役立てていきたい。

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公開日: 2025-01-30  

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