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2023 年度 研究成果報告書

能動的遺伝子導入による革新的ノックイン技術の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 22K19246
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

築山 智之  滋賀医科大学, 動物生命科学研究センター, 特任准教授 (60612132)

研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2024-03-31
キーワード遺伝子改変 / ゲノム編集
研究成果の概要

CRISPR/Cas9を始めとするゲノム編集技術により、これまでに様々な遺伝子改変動物が作られるようになってはいるものの、相同組換えによる大きなフラグメントのノックインは依然として効率が悪いことが知られている。 本研究では、トランスポゾンあるいは内在性相同組換え機構を用い、「能動的」にゲノム挿入を行う革新的なノックイン手法を開発することを目的とした。 本研究では、ノックイン効率を効率よく評価するための評価系を改良したのに加え、内在性の相同組換え機構において働くことが知られている複数の遺伝子、および内在性の相同組換えに近い状態に誘導するために相乗的に働く因子のクローニングを行った。

自由記述の分野

発生工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

申請者が所属する滋賀医科大学では、カニクイザルにおけるゲノム編集研究を積極的に推進しているが、サルを用いる場合、マウスのように単純に試行数を増やすことで効率の問題を回避するということが倫理的に難しく、現状の効率ではノックイン実験は難しい状況である。
もし効率よくノックインを誘導することが可能になれば、カニクイザルを含めた大動物のみならず、全てを置き換えるポテンシャルを秘めた意欲的な研究である。

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公開日: 2025-01-30  

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