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2023 年度 研究成果報告書

食がもたらす喜びと行動を評価する解析システムの開発と脳内機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 22K19749
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
研究機関名古屋大学

研究代表者

溝口 博之  名古屋大学, 医学部附属病院, 准教授 (70402568)

研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2024-03-31
キーワード食行動 / 喜び / 神経回路
研究成果の概要

本研究では、食報酬に対する快・喜びと食行動を評価する新規システムの確立と喜びや食行動に関わる脳内神経回路の解明を目指した。研究期間において、超音波発声装置を導入し、報酬獲得時の超音波発声を抽出することができた。また、バイオセンサーを用いることで、食行動時、脳内における神経活動を測定できることを確認した。しかし、残念ながら表情解析の安定した測定の確立まで至っておらず、頭部固定による食行動測定装置の準備を進めた。さらに、報酬獲得時にオレキシン遊離反応が大きく変化することを見つけた。コントロール動物でも多少の反応があるため、その原因の追究が必要である。

自由記述の分野

神経精神薬理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

2年という研究期間において、報酬獲得時の超音波発声を抽出することができた。また、バイオセンサーにより、報酬獲得時の神経伝達物質やペプチド遊離反応をリアルタイムに測定できることに成功し、超音波測定と脳内神経活動との同期に成功した。残念ながら、表情解析との同期までは至っていないが、少なくとも、食がもたらす喜びや行動を評価することが可能であり、リアルタイムな変化を抽出することに成功したことは、学術的意義が大きい。

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公開日: 2025-01-30  

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