研究課題/領域番号 |
22K20072
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0104:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
KIIK LAUR 東京大学, 東京カレッジ, 特任研究員 (00964149)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2024-03-31
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キーワード | Kachin / Burma / Myanmar / China |
研究成果の概要 |
このプロジェクトは、トランスディシプリナリーな民族誌的アプローチが、地球環境危機、高まるナショナリズム、中国の台頭の間の相互作用を明らかにできることを示しました。それは、戦争で荒廃したビルマ(ミャンマー)、中国、インドの間に位置するカチン族の地域において、このような関係を示しました。例えば、論争の的となっているミッソン・メガダム計画を研究する際、この調査はカチン族と中国側との現地での長い歴史的な遭遇を明らかにしましたが、その他の地元の民族や宗教的な関係者も含まれていました。査読付きの学術誌に3つの原稿が掲載される予定であり、さらに3つの原稿を提出準備中です。
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自由記述の分野 |
Asian Studies
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究の目的は、二つの質問に答えることでした。ブルマのカチン族の民族的な国づくりの闘いが、なぜ中国の現地の自然利用プロジェクトとこれほどまでに絡み合ってしまったのか?また自然をめぐる闘いと国家をめぐる闘いについて、どちらか一方に還元することなく、民族誌的にどのように記述するか?
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