本研究の成果は以下の通りである。第一に,株主提案に関するデータの収集や購入データベースを組み合わせ,株主提案の影響に関する実証分析(共著)を行った。本成果については,査読付きの国際学会で報告を行い,現在は査読付き国際雑誌への投稿準備作業を行っている。 第二に,本研究期間において進めていた論文が公刊された。日本企業を対象に,株式の流動性が現金保有行動に及ぼす影響に関する論文(共著)を執筆し,Pacific-Basin Finance Journal誌のPre-registered Reportとして受理・公表された。 加えて,議決権行使に関する新たな研究アイディアを草稿にまとめた。
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