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2023 年度 研究成果報告書

教師の専門性と同僚性を高める校内研修への「支援体制モデル」の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 22K20245
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関信州大学

研究代表者

大畑 健二  信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (10963457)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワード教師教育 / 校内研修 / 同僚性 / 対話
研究成果の概要

本研究は、教師が日常の実践をふり返り、同僚と取り組みたくなる校内研修の仕組みとして、協働的なリフレクションの機会を生み出す「対話型共創シート(研修シート)」を開発し、その演習活用事例から校内研修支援の要件を探った。教師の専門性である児童理解力を同僚との対話を通して高めていくために、多様な他者との省察や日常の実践や課題をテーマに同僚と互いの思いや解釈を交流する機会など現場の経験に基づく研修をデザインすることが教師の自己成長と同僚性を支える校内研修構築の要件であることが明らかになった。

自由記述の分野

教師教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は,学校経営組織に求められる教師の学びを支える仕組みの構築の要件を示したことである。新たな教師の学びを支える校内研修のマネジメントについての実践と考察を通して、「対話」と「共創」を鍵概念に新たな教師の学びの姿の実現に向けた組織的・日常的な校内研修づくりが欠かせない。同僚との対話を生み出す共創型校内研修のための具体的な研修ツールの開発により教師の同僚性を育む校内研修を実現させ,教師の孤立化・個業化が進む深刻な学校現場の状況の改善策として本研究の成果には意義がある。また将来,教職を志す学生の教員養成の重要な場として位置付けられている教育実習や教職大学院生の実地研究での活用も期待できる。

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公開日: 2025-01-30  

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