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2023 年度 実績報告書

民間企業を中心とした非政府アクターの参入に伴う国際教育協力の新展開

研究課題

研究課題/領域番号 22K20248
研究機関広島大学

研究代表者

朝倉 隆道  広島大学, IDEC国際連携機構:CICE, 研究員 (20949127)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワード国際教育協力 / エデュ・ビジネス / 非政府アクター / ストーリー / 教育輸出
研究実績の概要

研究計画1年目に先行研究の文献調査、データ収集に向けた関係先との調整を行い、それら結果を踏まえ、最終年度の研究計画2年目は、現地調査および得られたデータの取りまとめ、研究成果の発信を実施した。
インドネシアでの調査では、学習塾が集中する首都ジャカルタとバンドゥンを主な調査地とし、現地学習塾の運営者(2名)、講師(5名)、学習者(10名ほど)、また同地に展開する外資系の教育関連企業(日本、スイスなど)の社員(5名)や講師(6名)、その他学校関係者などに、学習塾・教育サービスに向けられた期待や他機関との違い、発信するストーリーなどに関する聞き取りを実施した。
これら聞取り調査で得られたデータをもとに、エデュ・ビジネスの文化戦略について、アジア比較教育学会で口頭発表を実施した。この口頭発表時に得られたコメントなどを踏まえ、『Journal of International Cooperation in Education』への投稿などを行い、現在、査読審査が終了し公開に向けた手続中にある。また、調査過程で得られたデータや知見の一部を用い、日本教育学会での口頭発表や、教育におけるICT利用に関して取りまとめ『国際教育協力論集』で、国際教育プログラムのデザインに関して取りまとめ『日本生涯教育学会論集』で、それぞれ論文を発表している。最後に、日系学習塾に焦点を当てた論文を執筆中にあり、今後、国際ジャーナルに投稿し採択されることを目指す。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 総合的な学習の時間および英語科におけるICTを活用した国際教育 : A市における小学校・中学校、教育委員会、そして大学の連携による授業づくり2023

    • 著者名/発表者名
      朝倉 隆道、太田 洋舟、大庭 フランシス光瑠
    • 雑誌名

      国際教育協力論集

      巻: 26 ページ: 49~55

    • DOI

      10.15027/55035

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 国際的な大学間連携による教育プログラムの模索:Covid-19の経験からみる双方向型の学びの機会創出に向けて2023

    • 著者名/発表者名
      朝倉 隆道、長田 理子、大庭 フランシス 光瑠
    • 雑誌名

      日本生涯教育学会論集

      巻: 44 ページ: 23~31

  • [学会発表] How does cultural strategy drive edu-business expansion overseas? The case of a Japanese company in private supplementary education2023

    • 著者名/発表者名
      Takamichi Asakura
    • 学会等名
      13th Biennial Conference of the Comparative Education Society of Asia
    • 国際学会
  • [学会発表] Crafting a Fresh Perspective: Analyzing Japan's Case Studies to Enrich the International Edu-business Discourse2023

    • 著者名/発表者名
      Takamichi Asakura
    • 学会等名
      日本教育学会
    • 招待講演

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公開日: 2024-12-25  

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